2014-06

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第55回読書会報告

第55回読書会の報告です。

今回は鈴木健司先生が「ペンネンネンネン・ネネムの伝記」について発表してくださいました。

「ペンネンネンネン・ネネムの伝記」は「グスコーブドリの伝記」の前段階の作品とされていますが
鈴木先生はその作品の変遷を
おばけから人間へ、という変化に特に焦点を当てての発表でした。
宮沢賢治自身の「修羅」と「人間」とのあいだで葛藤を抱えながらも変化していく
おばけ(修羅)→人間へといった生活スタイルの変遷とも重ね合わせることができるのではないかということでした。

また作中の最後にペンネンネンネン・ネネムは人間の世界に落ちてしまい「出現罪」をおかすのですが
その落ちた場所、チベットとネパールの国境にある峠について、
完全な創作ではなく参考になった実際の場所があるのではないかと
資料を使って解説してくださいました。

他に宮崎駿作品の中で宮沢賢治作品がどう扱われているかなども話題に出ました。
参加者からの意見・感想では、作品がすらすらと読めた、面白かったという意見が多く、
それぞれ印象に残ったシーンを話しあったりしました。
フランツ・カフカの作品は方向性が人間から動物へといった方向性を持っており
宮沢賢治のおばけから人間へ、とは逆の世界観なのではという意見もありました。

参加者の皆様、ありがとうございました。

次回は1週空いて7月11日となります。


20140627kenji

次回(第55回)読書会について

【日程】 
06月11日(金)16:20~

【場所】
413教室

【扱う作品】
税務署長の冒険

【担当】
大島丈志先生

多くの方々の参加をお待ちしております。
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プロフィール

事務局

Author:事務局
  ●○文教賢治研究会とは○●
 「文教賢治研究会」は、文教大学越谷校舎に発足しました宮沢賢治の研究会です。会員は教育学部・人間科学学部・文学部の教員,非常勤教員をはじめ、大学院生、学部生、研究生、卒業生の総勢39名。(2011.8.25現在)
 教員、学生の枠を超えて日々ゆるやかに活動しております。

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